2011年10月1日土曜日

ペーパードリップのおいしい淹れ方。基本編。

ペーパードリップの「これだけ守れば美味しく淹れられる」
という方法をご紹介しますね。


【ペーパードリップの3つのポイント】

1、絶対に壁側にお湯を当てない。

2、蒸らしはゆっくり。30秒。

3、2回か3回に分けて、トータル3分間で抽出。


という3つのポイントを守って頂ければ、
どんな形状のドリッパーを使って頂いても、だいたいは美味しく淹れられます。
色んなテクニックがあるのですが、まずは基本からマスターしましょう。
特に1番目は重要です。必ずコーヒー粉に目掛けてお湯を落とすようにしましょう。



ここでnu*cafeおススメのレシピをご紹介。



・コーヒー豆:1人分12g 150cc
2人分18g 300cc

・お湯:沸かしたての水道水をポットに移す。95度くらい。


・豆の挽き具合:中挽き(ちょっと細かめ)


ちょっと分かりやすいように
画像補正をかけています。
だいたいこのくらいの細かさを目安に。

細かいと濃い目に、
荒いとあっさり目に
コーヒーが出来上がります。

好みで調節してくださいね。



まずはペーパーフィルターを
ドリッパーにセット。
分量のコーヒー粉を投入して、
平らにならしておきましょう。

使用ドリッパーは、
ハリオのV60。
円錐型の人気モデル。
ペーパーはコットンペーパーを使用しています。

画像のように直接カップに乗せても大丈夫。



さあ蒸らしの開始です。
ポタポタとお湯を落とすくらいの
ゆっくりなイメージで、
真ん中に注ぎます。

勝手にお湯が広がっていきますので、
回しかけるような事をしなくてもOK。

ただただ、
真ん中にゆっくりと落としましょう。



ドリッパーの下から、
ポタポタとコーヒーが落ちてきたら、
抽出をストップ。

むくむくと膨らんだまま、
30秒待ちましょう。
この蒸らしが大事。

膨らみも落ち着いて、
すこしペコッと表面が落ち着いたら、
抽出をスタートしてください。

ちなみに膨らむのは豆が新しい証拠。
古くなると膨らまなくなります。
ドリップも難しくなりますので、
出来るだけ新しい豆を使用しましょう。



ドリップのコツは、
【500円玉】です。

真ん中から「の」の字を書くように、
500円玉くらいの大きさまで
くるーりとお湯を落としてください。

画像のように、
大きく泡が出てきても落ち着いて。

周りにお湯をかけたくなっても、
ここは我慢して。

ゆっくりと
真ん中から
500円玉まで。

水位が豆よりも溢れてきたら休憩します。



水位が下がってきたら、
再びお湯を落とします。

急に注ぐと真ん中がへこんでしまいますので、
ゆっくり焦らず注いでくださいね。

画像のように500円玉を目安に。
ゆっくり「の」の字を書きましょう。

また水位が豆より溢れたら休憩。

この作業を2~3回で終わらせるように、
調整してください。

個人的には
1人分は3回、
2人分は2回。
がやりやすいかなぁと思います。



画像のように、
すり鉢状になっていれば
良く出来ましたと言えるでしょう。

最後のアワアワを残して
ドリッパーを外してください。

これで美味しいコーヒーを
お楽しみいただけますよ。












まずは基本のドリップをご紹介しました。
ドリップポットは必須といえますが、
ヤカンや電気ケトルなどでも、
3つの約束を守って頂ければ、
コーヒーを抽出する事はできます。
(細くお湯を出すのがかなり大変ですけどねw)

色々な抽出方法をご紹介できたらと思ってます。
楽しいコーヒーライフを!

0 件のコメント:

コメントを投稿