2011年9月20日火曜日

メンテ!メンテ!メンテ!

コーヒーを焙煎していると、
「何が原因か分からない渋み」
という不思議な味が乗っかってくる事があります。

・いつものプロセスに大きな違いが無い場合
・豆にダメージが無い場合

などは大抵、焙煎機を疑ってみるといいと思います。

このディスカバリーのメンテの目安としては、
富士珈機さんの公式アナウンスでは30~50回。
という所です。

僕はこの焙煎機のメンテ不足による焙煎の失敗を何度も経験したので、
最低でも1週間に1回。
回数にすると、25回焙煎すると分解しちゃいます。
多いときは1週間に2度清掃する事もあります。

今日はこの分解されてしまったディスカバリーをご紹介。






まずは排気ラインであるダンパーとサイクロンを取り外しました。
ここが汚れていると、閉めて焙煎する場合、渋さが釜内に返ってきてしまうんです。
結構重い渋さなので、少しでも乗っかってくると、すぐにメンテした方が良いです。




これがダンパー部分です。
ダンパーは釜の中の空気を外に逃がす量を決定する大事なパーツ。
細かいチャフがどんどん蓄積していきます。
ここはタワシ形のブラシでガシガシこすります。
ダンパーの隙間にもかなり溜まっている事が多いので、
レバーも操作しながら確実に取り除きます。



排気ファン。
ここがクセモノで、さらに細かいチャフが付いています。
今はこの写真くらいよりもかなり軽微な段階で掃除しちゃいます。
ここもブラシでゴシゴシ。
後はサイクロンを掃除しておしまいなのですが、
月に1度、ここまで分解しちゃいます。


蓋を外すとドラムが丸見え!
あまり汚れる事は無いのですが、
異物混入のチェックやコゲが無いかチェックしています。
コゲがあると、すぐコーヒーの「キレイさ」に影響してしまうんです、、
僕はこの「キレイさ」にこだわって焙煎しているので、
こういったいつものメンテがかなり重要になってくるんです。





せっかくなのでドラムの中を。。。
半熱風なので一番奥が網状になっていますね。
あの奥から熱風がやってきて、前のダンパー部分へと抜けていくんですねー。


といった訳でこれを組み上げて元通りにすればおしまい。
また元気に焙煎ができるんですね。
nu*cafeのコーヒーはこういった目に見えない努力から成り立っています。
なんてw



0 件のコメント:

コメントを投稿